よくある質問 Q&A

水平用ステンブレースシステム

  • Q1.

    コボットの床倍率はいくらでしょうか?

  • A1.

    一般的な構面サイズについて、岐阜県立森林文化アカデミーにおける試験結果がございます。
    但し、低減係数α=1.0としての値ですので物件状況等をご勘案頂いた上で、適切な低減係数αを設定して下さい。

    ※ 床倍率には大臣認定制度はありません。

  • Q2.

    Q1記載の床寸法と異なる場合、床倍率はどのように考えれば良いのでしょうか?

  • A2.

    ブレース系筋交いの力学的性質上、Q1記載の加力方向に対して直交する横架材の芯々間寸法が、 広くなるほど床倍率は漸減する傾向にあります。
    この性質をご考慮頂いて適切な床倍率の設定をお願い致します。

    ※ 日本建築学会刊行「木質系耐力壁型式構造に関するQ&A」にブレース系筋交いにおける構面サイズと壁倍率(せん断耐力)の関係について、理論式と実験値等詳細が記載されています。

  • Q3.

    住宅性能評価を取得するには、住宅性能評価・表示協会が定める登録試験機関での試験が必要と言われました。岐阜県立森林文化アカデミーは登録試験機関ではないのでしょうか?

  • A3.

    住宅性能評価・表示協会HPのQ&Aには、品確法に記載されていない床構造の床倍率は「登録試験機関の第三者機関」での試験が必要と記載されています。この登録試験機関の第三者機関に岐阜県立森林文化アカデミーが含まれるかどうかは、所轄検査機関の判断により異なるようですので、事前にご確認頂くことをお願いします。

  • Q4.

    床倍率の試験成績書を見ると、壁倍率の試験と同じように見えますが?

  • A4.

    加力サイクル数(壁=同一変形角で3回、床=同一変形角で1回)に違いはありますが、それ以外は基本的に同じ試験方法・耐力算定方法です。

    ※ 2001年版(財)日本住宅・木材技術センター「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」に準じた試験方法で実施しています。